ここ3~5年くらいにお店でもよく聞くのが
「久々にスノーボードしたくて!」
「ブランク開きすぎて最近のギアがどういうのがイイかわからない。」
「だから専門店にお願いしようと思って!」
まずは頼りにしてもらってすっごく感謝の瞬間です。
スノーボードから離れていた期間は人それぞれで、仕事や家庭、子育てなどなど。
「ケガもできないしパークとかもやらないし気持ち良く滑れれば」
若いころはパークをガンガン流していて、中にはオフトレ施設にも通っていたくらいハマっていた方も。
それぞれどの部分にまた「スノーボードしたいっ!」というきっかけがあるのか?
その究極の究極の部分って一言で表すと
「気持ち良い」
ほとんどがこの一言に集約されるんですよね。
「気持ち良い」ってどういう時でしょう?
おそらくスノーボードしたことがある方のほとんど共通していると思います。
・バイン装着してショートターンでその日のコンディションを足元で感じながら加速してスピードが乗ったところでロングターンを引っ張っている時。
・斜面を見ながらターンする箇所やヒットするところをイメージしてそのイメージ通りに滑った時。
・ゲレンデの地形でイメージ以上にオーリーがハマった時。
・パウダーで失速することなくターンし、どでかいスプレーが上がった時。
・春のシャバ雪でスラッシュ上げながら滑っている時。
ほかにも瞬間瞬間でたくさんあると思いますが、必ず一個は当てはまると思います!
そんな「気持ち良い」を十分に感じる事ができるシェイプが最近は選択肢が広がってきているし、久々にスノーボードを「気持ち良く」滑りたい方々にマッチしたアイテムがたくさんあります。
パークが主流でツインチップが主流のシーンからパウダーシーンに注目が集まり、サーフライドのスタイルが生まれ、カーヴィングを含めたフリーライディングの注目度が高まった昨今ではホントにいろんなシェイプのスノーボードが生まれています。
先に触れた「ブランク開きすぎて最近のギアがどういうのがイイかわからない。」
これはブランクのせいではなくスノーボードに携わる人間もホントしっかりと勉強したり試乗したりスペックを見極めたりできるスキルと経験と時間がないと、ユーザーさんへ最適なボードを提供できないくらい多様化・複雑化しています。

話は戻ってその『パークも入らないし、気持ち良く滑れるボード』。って思った時は、
ぜひディレクショナルシェイプのボードを検討してみてください。
・ノーズが長かったり尖っていたり、はたまたスクエアの形状をしていたり。
・テールがテーパードされていたり割れていたり。
・ウェストが太かったり。
・ソールに3D形状が入っていたり、真っ平だったり後ろ足部分のみキャンバーだったり。
・サイドカーブが複数組み合わせてあったり。
などなどなどなど。
それぞれがどう組み合わさってどのようなフィーリングが引き出せるかはお店で話す材料として取っておくとして、頭の片隅に入れておいてください。
「気持ち良い」のその先が見えてくるきっかけになると思います!
年齢や守るべく責任が増えた中での限りなくベストに近いベターが見つかった時はまたどハマりしちゃって自身の中での究極が見いだせるかもしれません。
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