鳩が豆鉄砲を食らった時のような顔
頭が真っ白
こんな状態ってイラストや漫画の中のワンシーンでしか想像していませんでしたが、
先日人生初この境地に立ったであろう経験を長い人生で初めて味わうことができました。
たぶん一生のトラウマになりうる貴重な経験ですので思い出したくないけどBGM聞きながらリラックスして綴ってみようと思います。
そもそも豆鉄砲なんて見たこともないし、ハトの表情も見たこともなければ、さらには豆鉄砲を食らった映像やシーンすら出くわしたこともありません。
でもイメージできちゃいますよね？
たぶんハトが豆鉄砲を食らって脳が揺れちゃって、口をぽっかり空けて、目が飛び出そうなくらい見開いちゃっている状態。
完全に飛んじゃっている感じｗ
頭が真っ白
これもハトが豆鉄砲を食らった時と全く同じ状態ですね。
人間なのかハトなのかの違いくらいで。
あらためてこの表現を生み出した方はすごい！たぶん経験したんだろうな。
あと似通ってるかはわからないけど
ゾーンに入る
この体験は実はしたことがあって、昔野球やってたんですが、高校三年生の時なんですが、
春先からバッティングの状態がすごく良くって、フリーバッティングしている時、声出している守備のところにピンポイントで打球が飛ばせたんですよね。しかも10分くらい連続で。
打つ前にあそこ打とうって頭の中で思って、自然と体が反応してそこに打ち込めたんです。
その時はゾーンなんて言葉知らないから単純に調子良かっただけだと思っていました。
それで試合になって打席に入ったら
【ホームラン打っちゃおうかな】的な発想が走って。
そしたらいつもよりスパイクの歯が地面にがっちり食っている感じがして、自分の足がまるで地面を支えているような感覚。
ピッチャーが投げた球が向かってくるんだけどたぶん120km程度。
最初はいつものスピードでボールが向かってきたんだけど、手前でスローモーションになって、
ボールの縫い目まではっきり見えちゃって。
球種やコースなんてヤマも張ってないのに体がゆっくりと反応して
バッコーン
右中間深い所へ虹色でしたｗ
後になって知った言葉【ゾーン】。
あれはその状態だったともいます。
話は戻ってハトと真っ白。
これはすごいですよ。衝撃。笑撃。笑劇。SHOWGEKI。
喜怒哀楽って言葉あるじゃないですか？
そのどの部分からそうなったか？は置いておいて。
■喜だとしたら、足元から震え上がってパワーがみなぎり握りこぶしを上げ、身体が熱くなる。
■怒だとしたら腹の底に力が入って思いっきり歯を食いしばって思いっきり「はーっ」って地面に息を吐き出す。
■哀だとしたら両肩をすぼめて涙が止まらなく肩がひくひく上下に動いてズンッて10Gくらい重力を感じちゃって。
■楽だとしたら笑い転げちゃってホントに腹がちぎれそうなくらい痛くて、なんなら呼吸も苦しくなっちゃうくらい笑って。
その先なんですよ。ハトと真っ白って。
喜怒哀楽＋驚き
どういう状態かって言うと
完全に思考停止。
自分で何か考えようとしてもすぐにリセットボタン押されちゃう。
色は白くならないんだけど頭のてっぺんが特にぼーっとして、時間が止まっちゃって。
誰かと話していても口パク状態で声が出なくて、足元は雲上にいるようにフワフワ。
膝は笑っちゃってグラグラ。まっすぐ歩けない。
後になって誰と何を話したのかも端的にしか覚えていないんです。
そのあとお腹は空かないし、突発的に発熱してすぐ下がる感じ。
ずーっと自分で
「しっかりしろ自分！」って言い聞かせているんですよね。
喜怒哀楽に驚が加わりその極限を圧倒的に超えちゃった、リミッターを振り切っちゃった時。
ハトが豆鉄砲を食らった顔
頭が真っ白
その飛んじゃった状態になれると思います(笑)
昨日、とある女の子からインスタにメッセージが来てこの間のFlake Cupのスケートボードの大会の時に、自分では乗れると思っていなかったトリックがメイクしちゃってそのあとに【頭が真っ白】になってルーティーン忘れちゃったらしいです。
たぶんその時は、喜＋驚
だったんでしょうね。
何事もSO SOがイイんでしょうね。
この先なかなか出会えない貴重？な経験の体験談でした。
enjoy
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